今日は、毎月第二木曜に開催される「子どもを育てる地域懇談会」に参加してきました。
この会は、学童保育、「おやじの会」、童話やわらべ唄を教える「お話しの会」、陶芸サークル、公園での遊びを企画する「遊ぼう会」など、地域でこどもに関わる様々な団体が活動を報告したり、こどもを取り巻く問題について議論したりして、こどもに関わる大人たちにとって、貴重な場となっています。
そんな中で、僕は「アーティスト・イン・児童館 実行委員会」として、企画の説明と、作品展の案内をさせてもらいました。今回は児童館の中だけの案内となったのですが、それぞれの作品を見て、その解説文を読みながら「へぇー!」と感嘆の声を上げる方もいらっしゃいました。「実際に来てパフォーマンスをしている様子が見ることができたほうがいいですね。」など、ご意見も頂き、これからは「Position」「Storyscape」が紹介されている作品集も置いておこうと思います。
よく考えれば、現代美術の作品展が児童館や敬老館で行われているなんて、地域のみなさんにとっては突拍子もないことなのかも知れません。企画の趣旨をきちんと説明して、「なぜこんなところで?」と疑問だけをもたれることなく、これから始まっていくプロジェクトへの期待感が高まるような作品展にしていきたいと感じました。作品を見てもらう中で、「(服を)見るだけじゃなく、着てみたい!」という声を、こどもからも大人からも聞くことが多いのですが、「今後なにか体験しながらプロジェクトに参加したい」と思ってもらうことができたと、手ごたえを感じているところです。
まだまだ作品展は続きます。15日の敬老の日には、敬老館で利用者の方々の作品(書、絵画など)が展示される「東大泉敬老館 作品展」が開催されます。Storyscapeも引き続き展示させていただいておりますので、そちらも合わせてぜひご来場ください。