今日は実行委員の菊地さんと一緒に、「練馬まちづくりセンター」が主催する「まちづくり活動支援助成」の公開審査会で発表してきました。練馬区でまちづくり活動を行う12団体が出席。防災活動や遊び場づくりの活動、河川景観整備の活動など、いろんな角度から「まちづくり」を眺めることができて、とても勉強になる場でした。
中村小学校で芝生の管理と防災イベントを行う中村グリーンキーパーズの活動は、発表を聞いていて「うん、うん」と思うところがたくさんあったし、「練馬 都森化300年計画」というラディカルな企画の発表も、だいぶ面白かった。審査員の先生方も、真剣に市民団体を育てようとしていて、尽力しているのだなぁと感じられる場で、財団がこういう取り組みを展開しているのは、本当に素晴らしいことだなぁ、と思うのでした。
そんななかで、初めて「まちづくり」として自分たちの活動を語りました。トークセッションの時のように、「脱ワークショップ」だとか、「公共性」の話だとか、「アートの役割とは何か」みたいなおしゃれっぽい話をしても仕方のない場で、それでもなお活動の面白さを伝えなくてはいけないという “ヒリヒリ感” は、なかなかエキサイティングでした。
企画を立て、その面白さと重要性を人に伝えるのは難しい。こういう場で発表するときのために、まちづくり用語や行政用語も獲得していかなくてはいけないなぁ。これからは、美術教育や福祉としても語ることがあるのかなぁ。ぼくらはただ、遊んでいたいだけなのだけど、社会的にそれを認めてもらうためには、その「遊び」の役割を、いろんな語り方で人に伝えていかなくてはなりません。
反省と、出会いと、大きな収穫を得た今日の公開審査会。
アーティスト・イン・児童館 実行委員会、09年度練馬まちづくり活動助成金、
獲得。
やった。
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