2009年5月17日日曜日

Nroom artspace  オープニングパーティ



昨日の夕方、南大泉に新しくオープンしたギャラリー「Nroom artspace」のオープニングパーティに遊びにいってきました。新たなアートの拠点が児童館のすぐ近くにできたと思うとまたまた素敵な出会いがあるのではないかと期待せずにはいられません。
この日も多くの方がオープニングに駆けつけていて、ギャラリーの中はとても賑わっていました。私も数人の方とお話ししたのですが、練馬区や隣町に住んでいる方も多く、「ようやく近くにこのようなアートスペースができて嬉しい。」と、自分の住んでいる地域にこのようにアートを身近に感じられる場所を求めている方が多いように感じました。

閑静な住宅地に人が集まっているので、掃除をしていた近所の方が「あらなに?事件?」と声をかけてくださいました。ギャラリーができたことをお伝えすると、「知らなかったわ、目の保養に来ようかしら」とおっしゃっていました。
はじめは事件のようにとらえていても、出来事を理解するとすぐに自分の日常に置き換えて考えることができる方が近所に住んでいることがわかり、児童館での活動にもこのギャラリーにもまだまだたくさんの人をつなげていけるのではないかと思った瞬間でした。


ギャラリーは住宅地の中にあり一戸建てを改装したアートスペースになっていて、日常の中に作品がちりばめられているような印象をうけました。駅からは少し距離があるのですが、途中猫に会ったり(この地域は猫が多い気がします)、しっかりと手入れされているお庭がある家があったり、白子川を渡ったり、児童館で顔なじみの子にあったりと、大泉の町を散歩しながらたどりつけるのも面白かったです。

こちらのギャラリスト前原さんは、武蔵野美術大学で開催されていた「ことばのかたち工房展」での第一回トークセッション「地域の声」に遊びにきてくださいました。
「一般的な展示と同時に、地元や生活とも密着したこと等も何かしらやっていければいいなと思っているので一緒に活動できればいいですね。」とお話ししてくださり、展示だけでなく、ワークショップの企画も提案してくださいました。
子どもたちがここで自分たちのかかわった作品が展示されているのをみたら、どんな反応がかえってくるのか想像すると今から楽しみです。


きくち

2 件のコメント:

わらべ さんのコメント...

僕はまだ行ってないですが、大泉にこのようなギャラリーが出来たのは本当にうれしいし、町の宝になりますね。

街と一体化した、素敵なスペースとして、住民に喜ばれるようなイベントもどんどんやってほしいです。

こちらでも、「ことばのかたち工房」展できたらいいですね。


僕が知りたいのは、

このような住宅地の中のギャラリーって、日本中にどれぐらいあるのか?

練馬区にギャラリーってどれぐらいあるのか?


もしかしたら、練馬区では初めてじゃないのかな??

菊地みぎわ さんのコメント...

かとうさん、コメントありがとうございます。すっかりお返事が遅くなってしまいました。

大泉に街と一体化したこのような場所が出来たのが町の宝だという考え方、本当に素敵だなぁと思います。
先日の宝店会議ではみなさんの熱い想いをうかがうことができ、大泉の持つ大きな可能性を感じました。

また次回、楽しみにしています。

きくちみぎわ