2008年11月14日金曜日

第三回ことばのかたち工房 11月14日









ことばのかたち工房も今日で5日目。今日はちょっと特別な日でした。

今日は午前中から西尾さんが来てくれていたので、最後の作品となる写真の撮影練習をしてみました。
これに関してはちょっと秘密。

それから、これまで空間に衣服をばっと広げていたのですが、今回はそれをやめました。巨大な段ボール箱を二箱並べて、素材を未使用と使用済みに分類して、必要な分だけ取り出してつくるような仕組みにして、ゴミ袋も取り付けました。作業台も用意してみると、空間が驚くほどすっきりされたのです。

そんなスッキリ工房で、お昼前くらいからスタッフ3人と西尾さんで「水には強い」を作り始めました。
「つるつるして、とげとげしてるイメージ」という意見から「うに」のようなオブジェをつくりました。
この「ことばのかたち」、これまでで一番オブジェとしての完成度が高いのではないでしょうか?



そして午後からはなんと、朝日新聞社の方が取材に来てくれました!記者の中野さんは大泉が誇る名店「もんじゃ焼きや わらべ」のご主人加藤さんのブログ(http://blogs.yahoo.co.jp/warabe401/55325466.html)を読んで興味を持たれたそうで、直接電話で連絡をいただきました。
西尾さんとぼく、それから職員の蒲田さんで小一時間ほどインタビューを受けた後、写真を撮ってもらったりしながら工房の様子を見てもらいました。掲載されたらすごいですねー。

そんなこんなで午後の2時半を過ぎたあたりから徐々に小学生たちが姿を見せ始めます。
男子は即座にキックベースを始めますが、女子たちは決まった遊びがないのか、工房に来る子は女の子が多いです。今日も低学年の女の子3人組が、あつまって一生懸命話し合いをしたあと、「びしょぬれ」をみごとかたちにしてくれていました。これは前回スタッフのふみや君が作ってくれていた「びしょぬれ」とセットで一つの作品にできそうです。

また、4人組の5年生の女の子たちもきてくれて、「初めての冬」のアイデアを話し始めます。
「はじめての冬だから、へんなかたちのゆきだるま!」とひとりがいいました。これはなかなかおもしろい。
ゆきだるまを作ったのが初めてで、うまくできなかったんだろうなぁというストーリーが思い浮かびます。
「よし!それをつくろう!」と言ったら、サクサク作業が進むかなと思いきや、
「どうやってつくるんだよ!」「早くやってよ!」「うざっ!」・・・
などの罵声を浴びる始末…。まさにギャル予備軍の彼女たち。
その罵声にめげずに「おめーもやれよ!」などといいかえしながらひとり一つゆきだるまをつくりました。みんなそれを持って帰ってしまったので、明日はある程度大きなものを作品としてのかたちにしようとおもいます。

「明日もやってるからきなよ!」というと「いやだ。だれがいくか!きもちわるい。」と必要以上の悪態をつきますが、帰り際には「明日何時までやってるの?」と聞いてきます。全力でツッコミたかった…。

さて明日もことばのかたち工房はやっていますよ!
どんなことがおきるでしょうか?楽しみ、楽しみ。